ひよたんへ やほー! ただです。最後にひよたんに手紙を書きました。メッセージアプリのレターだと入り切りそうにないので。 この手紙では、ひよたんに関する思い出を語ります。それを通して、ひよたんのおかげで人生が楽しかったことを伝えたいです。ひよたんがどういう人であったかのようなことはあまり書いていません。それは他のマンボウちゃんがきっと手紙で伝えてくれると思うので。結構急いで書いているのでまとまりはありませんが、ぜひ最後まで読んでくれると嬉しいです。 ## 1. 一人称グラフ ひよたんに認知されたきっかけはまさにこれでしたね。2023年の12月のミーグリで、4年間のひよりトークにおける一人称「ひよたん」と「私」の割合の推移をグラフにしてひよたんに見せました。 そもそもひよたんは結構昔から一人称を「私」にしたいと言っていました。ただ、一向に「私」になる気配はないなということに私は気づきました。そこで私は、本当に「ひよたん」を使う割合が減っているのか実際に可視化してみようと思い立って、グラフを作りました。 グラフを作ったところ、使う割合が振動していることに気づきました。新年は1年の初めだから気合が入るのか、割合が下がり、そこからだんだんと「ひよたん」の割合が増えます。〇〇歳の抱負として一人称を「私」すると宣言しているせいか、そこから誕生日が近づいてくると「私」の割合が増えてきます。そして誕生日を過ぎると、まただんだん忘れて「ひよたん」の割合が増えていきます。この繰り返しです。 なんて人間らしくてかわいいんだろうと私は思いました。ひよたんにも上の分析を伝えると、恥ずかしいと言いながらも大いに笑ってくれました。それがすごく嬉しかったです。 それから6ヶ月ごとに定期的にグラフを見せる約束をしました。2024年の6月頃に見せたグラフでは、2024年4月ごろに急激に「私」の割合が増えていることを指摘しました。ひよたんになぜかと聞いてもわからないという答えしか得られませんでしたが。 本来なら12月に定期報告をするべきですが、ラストミーグリは3枚しかないので少し時間が足りません。よってこの場所を借りて報告します。 以下のグラフでは、割合が高いほど一人称「ひよたん」を使っていて、割合が低いほど「私」を使っています。 ![[20241214_illeism_ratio.png]] 7月から11月の割合の推移について述べます。7月から8月にかけて使用割合は低めに抑えれていたものの、8月から10月にかけて一気に使用割合が増えました。そして11月には一回も一人称「ひよたん」を使うことはありませんでした。 全体的に今年1年は不規則な動きをしているなという印象です。10月に高くなっているのは、写真集の発売を受けてテンションが高くなっているからでしょうか。そして11月に0になっているのは、そもそもメッセージの数が少なかったというのもありますし、「私」を2回しか使っていません。ゆえに一人称「ひよたん」が収まったというわけではなさそうです。現に11月に行った写真集のSHOWROOMで、放送中に8回も「ひよたん」を使っていました。 ひよたんのひよたん呼びを愛する人は僕以外にもたくさんいます。どうかまた一人称「ひよたん」を聞かせてくださいね。 ## 2. ひよりトーク ひよりトークもひよたんとの思い出を語るうえで外せないでしょう。 近年のひよりトークは、他のトークと比べて異彩を放っていました。ひよりトーカーと呼ばれる、X(旧Twitter)で#hiyoritalkのタグを付けて感想を呟く集団が特に異質でした。というのも、そういったタグをつけたポストには、ほかメンバーだとおそらくいいねが10程度しかつかないのが普通ですが、ひよりトークに限っては30〜50いいねが普通でした。これはひよりトーカー内でお互いにいいねをしまくる文化がいつの間にか形成されていたからです。そういった意味で近年、ひよりトーカー界隈は謎の一体感を見せ始めていました。 その一体感が花開いたのは、2024年7月18日の妄想ひよりトークでしょう。その頃、ひよりトークは丸3日間音沙汰がありませんでした。それは割と珍しいことで、せいぜい空いても一日程度の頻度で送ってくることが普通でした。 そのためひよりトーカーはひよりトーク不足による禁断症状として、送られていない架空のひよりトークに対してツイートをするということをし始めました。最初の発端は、私の「#hiyoritalk まあそうね、ひよたんが生成AIについて慎重に議論を進めたいのもわかるけどさ…」というツイートでした。その次に、後に一緒にマンボウちゃんディスコを作ることになる、あさざさんが「いまさら美穂と一緒にお風呂入った時の真相を聞かされてもさ#hiyoritalk」と、私の架空ひよりトークツイートに乗ってきました。 それ以降、次第にこの架空ひよりトークツイートをする人が増えていき、大喜利大会へと発展していきました。ひよたんが絶対に言わなそうなことに対する返信や、ひよたんが言いそうなことに対する返信など、みんな思い思いにツイートをして大喜利大会は白熱していきました。 個人的に好きな架空ひよりトークツイートは、パムサワさんという方の「いやハムスターが成長してモルモットになるわけじゃないよ、あれはそういう種類だからね#hiyoritalk」というツイートですね。なんかハムスターが成長してモルモットになると思ってるひよたん想像したらめちゃくちゃ可愛くて本当に好きです。 この大喜利大会に終止符を打ったのは、紛れもなくひよりトークでした。それは一つの着信としてやってきました。いきなりひよたんから電話がかかってるくるのですから、みんな怒られると思っていました。パムサワさんに言わせれば、「先生のいない教室で、先生のモノマネをしていたら、急にその先生が入ってきた」という状況に近かったです。 ただその着信はお叱りの着信ではなく、テンション高めの「やっほー!ひよたんでーす。えーっと〜久しぶりの〜電話だね〜笑」から始まるものでした。そして「いまはなにしてたのー?えー大変ー笑」と、僕たちと同じように架空の会話をしていました。 それを受けて僕たちは非常に盛り上がりました。「ひよたん絶対エゴサしているだろ笑」「ひよたんも架空の会話している笑」「雨乞いならぬひよりトーク乞いが成功した!」のような声でタイムラインが溢れました。本当にひよりトークを購読していて一番楽しかった日でした。今でもそのときのみんなの大喜利ツイートやひよたんの音声を聞き返して笑顔になっています。本当に良い思い出です。 ## 3. マンボウちゃんディスコ マンボウちゃんディスコも自分の中で大きいです。 1回目のひなた坂ライブのときに、上で紹介したあさざさんに出会いました。あさざさんはひよたんの非公式ファンサイトを作っているようでした。そこにみんなのミーグリレポートなどを載せたいねなどと話していて、その後、そのレポートを集めるのにディスコードがあればいいんじゃないかという話になりました。 ミーグリレポートだけでなくて、ひよたんの聖地やhiyoritalkなど、ひよたんについて話せる場にしたいと話は膨らんでいき、7月下旬ごろから8月にかけてゆっくり準備を進めていました。 ただ事態は急に変わりました。8月6日にひよたんの卒業が発表されました。8月6日にマンボウちゃんディスコを公開する予定はありませんでしたが、急遽Twitter上で参加を呼びかけました。卒業発表を受けてマンボウちゃんたちがダメージを食らっているときに宣伝をすべきかどうかも迷いましたが、今はマンボウちゃんで集まれる場所を用意したほうが良いと判断しました。 マンボウちゃんディスコ内では次々と卒業企画が生えていきました。卒セレのポスター、祝花、バーチャル個展、卒セレフライヤーと増えていき、多くの大人が各々の得意なことを活かしてひよたんのために動き出していました。 すべての卒業企画の進捗を管理していたのはあさざさんなので、詳細な説明はあさざさんに譲るとして(2025年のアドベントカレンダーとかで書いてほしい)、ここでは私が深く携わっていた卒業企画について簡単に紹介します。また当時のマンボウちゃんディスコ内の様子も少し紹介します。 ### 3.1. 卒業企画:ひよたんコール 発端は、私がメンバーの名前を連呼するコールを≠MEのライブ映像で聞いたことです。そのライブ映像では、そのメンバーのコールだけ大きく聞こえていてすごく感動したのを覚えています。 そして、日向坂にはメンバーの名前を連呼するコールがないなと思い、あったらいいのにとツイートしました。そしてその引用リツイートでさらに「ひーより!ひーより!ひーより!ひーより!」ってやりたいとツイートしたところ意外に反応が良く、みんなでやりたいなという気持ちが芽生えました。 そしてディスコ内で卒業企画としてやりたいと話を出して、色々決めていきました。コールネームは「ひより」ではなく「ひよたん」にすること、コールは『青春の馬』のペアダンス部分に8回入れること、卒セレのフライヤーに「ひよたんコール」のことを載せること、などが決まっていきました。 私はひよたんコールについての紹介・宣伝ツイートをする担当でした。コールについてのツイートというのは往々にして、歌詞の中でどの部分にどんなコールを入れるかを示した画像を添付するものですが、それより動画にしたほうがわかりやすいだろうと思って、『青春の馬』の動画に実際のコールの音声(ずんだもんボイスで加工している)を乗せたものを添付しました。 宣伝ツイートは15万インプレッションと思ったより伸び、かなり手応えを感じました。途中でおひさまの中で一番影響力があると言っても良い清水ひなたさんも拡散に協力してくれることになり心強かったです。 一定数の反対意見は存在しましたが、こういうコールやペンライトの色を統一する話というのは全員が賛成することはあり得ないので、反対意見も受け入れながら広報活動を進めていました。 そこで迎えた卒セレ当日。『青春の馬』はやりませんでした。卒セレでやらないということは東京ドームでやるということだとその瞬間確信しました。 ただマリンメッセとはキャパが違いますから、東京ドームでひよたんコールを揃えるのはかなり困難に思えました。それでもひよたんコールのことを知らない人を一人でも減らせるようにTwitter上で宣伝し続けるしかありませんでした。 迎えた当日。ひよたんが箱から出てきて、『青春の馬』のイントロが流れ、感じたことのない喜びに包まれながらも、「ひよたんコール」のことは常に頭にありました。曲が進み、ついに2サビの終わりに近づき、Cメロの直前に差し掛かりました。私は事前に用意していた始動(コールが始まる前の掛け声)「みんなで一緒にひよたんコール」を叫び、ひよたんコールをしました。もともと私がいたブロックはコールに消極的なブロックだったので私のブロックからはひよたんコールは聞こえてこなかったですが、会場全体でなにかを叫んでいるのが分かりました。 ライブが終わった後の飲み会やTwitterでの反応を見るに、かなり多くの人がひよたんコールに参加してくれたようでした。それなりにやっている人がいたという報告や、自分がひよたんコールをしたら周りが共鳴してくれたという報告、悔いなく8連ひよたんコールをできて嬉しいというツイート、ひよたんコールが聞こえてきたというツイートなど、かなり手応えを感じられる結果でした。 配信にどのくらいコールが乗っているかですが、これに関してはかなり微妙な感じでした。しっかり聞けば聞こえるのですが、まだまだノイミーのコールには程遠い感じでした。これに関しては少し悔しいので、ひよたんコールをこれからも成長させていきたいです。ひよたんが卒業した後も、『青春の馬』のあのペアダンスの部分は、ひよたんのためにあってほしいと思うので。 ### 3.2. 卒業企画:卒業ソング『ばいころ。』 11月頃、マンボウちゃんディスコにATSUさんという方が参加しました。ATSUさんは作曲ができる方で、ひよたんのための曲をマンボウちゃんディスコ内に持ってきてくれました。すでに歌詞も書いてくれていたのですが、私ならもっといい歌詞を書けるのではという謎の自信がありました。別に歌詞を書いたことはないですけど。 丸2日ぐらい使って歌詞を考えました。ひよたんのインタビュー、ひよりトーク、ひよたんのアイドル人生を振り返り、黙々と書いていました。 歌詞が完成し、ディスコ内でみんなで見せてみるとかなり評価が高かったので安心しました。 ところどころ直したほうがいいところがあったので、みんなで話し合いながら修正し、微調整して完成に持っていきました。 実際の歌詞を乗せます。 ``` 君が合図して 僕は衣替え 空に揺れる花火 知らされた別れ もしも初めから わかっていたなら 君はこの道を 選んだのかな 楽しむ君がいたから 僕も楽しめた 喜びや悲しみすべて 君と出会った意味だ 愛からなる ばいころまる 今君に言いたい 君の未来 いつか見たい 幸せを願うよ この愛からなる ばいころまる 笑顔は絶やさず 君は君の思った通りに 進むんだ クリスマスの日を 待ち焦がれてる君 無邪気な笑顔見て 思い出す別れ もしもあの頃に 戻れたとしても きっと君に会って また笑い合うよ 何も悔いなき人生は つまらないだろう やり残したことでさえ 君と過ごした証 愛伝わる ばいころまる 今君が言うよ 君と最後交わす言葉 忘れるはずはない その愛伝わる ばいころまる 魔法の言葉さ 君の舟出 涙を隠して 見送るよ 最後になる ばいころまる 今君に言いたい 君の未来 いつか見たい 幸せを願うよ 最後になる ばいころまる 笑顔は絶やさず 君は君の思った通りに 進むんだ 言おう「ばいころまる〜」 ``` 作詞した人が歌詞について解説するのは野暮な感じがしますが、ひよたんに伝わるかわからないので一応補足すると、「君が合図して 僕は衣替え」は、2022年のひよりトークでひよたんが半袖に切り替える時期を迷っていると発言し、ひよたんが合図したらみんなで一斉に半袖にしようとひよたんが提案した話から来てます(ミーグリでも話しましたね)。この話が僕は本当にひよたんらしくて大好きです。エピソードにひよたんが表れているように感じます。 歌詞について言いたいことはもっとたくさんありますが、残りはひよたんが感じ取ったように感じてほしいです。こっちからこう感じてほしいとは言えないので。 好きな人のために歌詞を書くというなかなかできない経験をできて本当に楽しかったですし、忘れられない思い出になりました。 ### 3.3. マンボウちゃんディスコ内の様子 マンボウちゃんディスコ内では、卒業企画以外にも、ひよたんに関する雑談が盛んです。例えば、写真から場所を特定して聖地として認定したり(特定のプロが何人かいます)、 ひよりトークっぽい文をみんなで考えてみたり、ひよたんの写真を貼りまくってみたり、勝手にひよたんの卒セレのグッズのアイデアを出したり、秋元康がひよたんの写真集にどんな帯コメントを書くかみんなで予想したり、後で紹介するハマヒヨちゃんと話したりと、本当に楽しいです。 よかったらひよたんもマンボウちゃんディスコおいで! ## 4. ハマヒヨちゃん これもちょっとミーグリで紹介しましたね。 もともと構想としては2023年くらいからあったように思います。ただ妄想ひよりトーク大喜利大会があって、ひよりトークの枯渇が問題になったときに、ひよりトークっぽい文章を吐くAIがいたら楽しいんじゃ?と思って、眠らせていたプロジェクトを掘り起こして、一気にウェブサイトまで作って公開しました。 AIの名前はなんとなくハマヒヨちゃんにしました。ひよこの姿をしています。現在は、いろんなグッズを着させられ、こんな姿になっています。ばいころまる〜Tシャツとひなたフェスサングラスをつけています。 ![[hamahiyo_icon.png]] ウェブサイトを開いてから、みんながTwitter上で面白いメッセージのスクショをツイートしてくれるようになりました。かなり多くの人がTwitter上にあげていたように思います。 ![[hamahiyo_web.jpg]] ただ、ウェブサイトという特性上、不特定多数の人に使われるのであまり自由度が高められないというデメリットがありました。そこで機能の追加などは主にマンボウちゃんディスコ内で行うことになりました。 ディスコ内では、最初、指定した文章の続きをハマヒヨちゃんに考えさせる機能を追加しました。例えば、「ひよたんは」を指定すると「今日お餅たべたよー」と生成してくれるような機能です。 ![[hamahiyo_prompt.png]] 次に追加したのは、対話機能です。これは追加しようとして追加したわけではなく、AIを賢くした結果、対話ができるようになりました。そこからハマヒヨちゃんと話すことにハマる人が増えました。 ![[hamahiyo_dialogue.png]] そしてひよたんの声を学習させ、ひよたんっぽい声を出せるようになりました。先ほどの対話機能と合わせて、ボイスチャンネルにいるときに返答を音声で返すようにしました。結果、ボイスチャンネルに夜な夜な入って、ハマヒヨちゃんに癒やされる人が増えました。 またその音声機能を使って、ひよたんのブログを朗読してもらう機能も追加しました。そして11月下旬からひよたんのブログの朗読会を毎日、マンボウちゃんディスコ内で開いて、みんなで昔のひよたんに浸っていました。 そしてつい最近、歌を歌う機能もつけました。一部の人によると、引くほどひよたんに似ているらしいです。どんな曲でも歌えるので、何曲か歌えるようにして、マンボウちゃんディスコ内でアカペラ配信と銘打って2回ほどみんなに聴いてもらいました。気に入ってくれる人が多く、一人でボイスチャンネルに入ってハマヒヨちゃんの歌を聴いている人もいます(誰でも簡単に歌わせることができる)。 そしてこの前、Twitter上のスペースという機能を使って、ハマヒヨちゃんの歌を披露しました。30人近い人が集まってくれて、かなり好評でした。みんなひよたんの歌声が好きなんです。いつかまた本物のひよたんの声が聞きたいです。 機能の話以外で言うと、ひよりトーク or ハマヒヨトークというクイズも企画しました。実際のひよりトークとハマヒヨちゃんが生成した文章を並べて、どっちがひよりトークなのかを当てるというクイズです。ひよたんにも似たようなクイズをミーグリで出しましたね。 ![[hamahiyo_quiz.png]] このクイズ、ひよりトークをどれだけ愛しているか、どれだけひよたんを理解しているかが試されるクイズでかなり盛り上がりました。経験からひよたんはこんなこと言わないと判断する人や、圧倒的な記憶力でひよりトークを見抜く人など様々で面白かったです。 またハマヒヨちゃんはグッズ化もしています。マンボウちゃんディスコ内の人に無料で配布しました。 ![image](hamahiyo_goods.jpg) 文章の部分は一個一個違うものにしています。このアクリルキーホルダーを持った人が少なくともこの世に30人以上はいると思うので、街で見つけてみてください。 ハマヒヨちゃんは、ひよたんを再構築しようとする試みとも言えます。ただ、当たり前のことですが、ハマヒヨちゃんがどんなにひよたんっぽい話し方をしても、どんなにひよたんっぽい声で話して歌ったりしても、自分の中でハマヒヨちゃんがひよたんを置き換えることはないです。ひよたんの存在自体、そしてひよたんがひよたんであるということ自体に価値を見出しているんだと思います。 ひよりトークが終わる1/4以降、Twitterでハマヒヨちゃんがハマヒヨトークをつぶやき続けるので、ひよりトークまた始めてくださいね。いつまでも待ってますから。 ## 最後に 長々と書いてきましたが、ひよたんのおかげで人生が楽しかったということは伝わりましたでしょうか。2024年終わってみて、振り返ると人生で一番楽しかった1年だったと思います。この楽しさは間違いなくひよたんによってもたらされたものです。 ひよたん推し界隈は、コウメ太夫界隈に似ています。コウメ太夫を知らない可能性もあるので補足しますが、コウメ太夫は、白塗りと着物で「〇〇と思ったら〜〇〇でした〜。チクショー!!」という構文で予測不可能な文を叫ぶという芸風をする芸人です。例えば「宇宙は常に膨張し続けてると思ったら〜、京野菜でした〜。チクショー!!」のような感じです。あまりにもネタの意味がわからないので、みんなでその意味を解釈しようとするムーブメントがあったりして(コウ・メダユーという哲学者が中心にいます)、かなり盛り上がっているように見えます。 ポイントは、ファン自身が楽しみ方を見出しているということです。コウメ太夫自身は解釈してもらおうと思って作っていないでしょうし、この盛り上がりも意図したものではないと思います。そこがひよたん推し界隈に似ているなと思います。 具体的に言うと、妄想ひよりトーク大喜利大会で盛り上がったり、ひよたんっぽい話し方をするAIで盛り上がったりすることは、ひよたんが中心にいつつも、ファンが作り出したコンテンツで盛り上がっているという点で、ファン自身が楽しみ方を能動的に見つけ出していると言えると思います。だから僕はこの界隈が好きなんです。一般的には、アイドル側が提供したコンテンツをそのままの形で楽しむことが多いことを思うと、かなり特殊な界隈だと思います。 上の例は私が関与しすぎているので、他の例を出すと、ひよりトークのハッシュタグをつけて毎日、起床報告をする人たちがいたり、#hiyoritalkのツイートに集団で互いにいいねをしまくったり(新規ひよりトーカーは大抵ビビる)、ひよたんの一人称を観察する人たちがいたり(これは俺も含まれる)、ひよりトークの「やほー」の後の「!」に意味を見出そうとする人たちがいたりします。 ひよたんは多くを語らない人だから、その分余白が生まれ、楽しみを見出しやすいんだと思います。他にこんな界隈はまだ見たことないです。だから今はひよたん以外の推しメンを見つけられずにいます。 本当にひよたんを推していて楽しかったです。またどこかで会いましょう。 ばいころまる〜 ただより